【無料】次世代のWebデザインプラットフォーム「STUDIO」を使ってみた感想

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【無料】次世代のWebデザインプラットフォーム「STUDIO」を使ってみた感想

無料でコーディングをしないでWebサイトが作成できる、次世代のWebデザインプラットフォーム「STUDIO」。
本当にコーディングなしでWebサイトができるの?
CMSやアニメーションも対応できるって本当?
こういった疑問に現役のWebデザイナー兼フロントエンドエンジニアが使ってみた率直な感想をまとめてみました。

この記事を書いている私は、現在(2020年)Webデザイナー兼フロントエンドエンジニアとして8年目になります。
もし本当にSTUDIOを使って、コーディングなしでWebサイトができたなら、今後のWebデザイナーとフロントエンドエンジニアの立場が危うい!?っと思った不安から使ってみたのがキッカケでした。

STUDIOとは?簡単に説明

STUDIO(https://studio.design/ja)は、ブラウザで作成したデザインをそのままWebサイトとして公開することができる次世代のWebデザインプラットフォームです。

STUDIOでは、コードやテンプレートに縛られることなく、誰でも自由自在にデザインが可能です。 作成したデザインは、1クリックで世界に公開。
新しく搭載したCMSで、コンテンツの発信も一瞬で。
リアルタイム共同編集を活用して、いつでもどこにいても、チームでWebサイトを作り上げましょう。

引用元:https://studio.design/ja

2018年4月の正式版リリース以来、革新的なサービスとして多くのファンに愛され、登録者数は7万人以上、公開サイト数は1万サイトを突破しました。
2020年6月4日に新たにCMSやアニメーション機能などを搭載した「STUDIO 3.0」を発表し、世界にむけてリリースをしました。

「STUDIO」を使ってみた感想 → 悪くないですね。

ざっくりな感想ですが、悪くないです。
使い所を考えればプロの現場でも使えると思いました。

下記から解説していきます。

プロのWebサイト制作という意味では現役のWebデザイナーやコーダーには必要ない(個人的な感想です)

最初に感じたのは、現役でプロのWebデザイナーやコーダーの人には必要ないかもしれません
無料なので、当たり前といえば当たり前なのですが、プロのクオリティを求めるにはいまひとつです。

というのもSTUDIOもひとつのツールなので操作方法を勉強しなくてはなりません。
デザインに関しては自由自在といっても普段プロが使用している、Adobe(有料)のXDやIllustrator、Photoshopのに比べると自由度は低いです。

コーディングに関しては、デザインしてすぐに出来上がっているので夢のようなツールですが、こちらも意図した動きや独自でjsなどを書くことはできないため、実際に現役でWebデザイナーやコーダーの方はもの足りない感じになってしまうと思います。

とはいえ無料にしてはすごいクオリティのツールです

もっとああしてほしい、こうして欲しいと言葉では簡単ですが、このツールを実際に形にした人は天才だと思います
通常Webサイトを作るとなると、以下の工数が掛かってきます。

  1. デザインツール(XD、Illustrator、Photoshopなど)でデザインを作成
  2. デザインツールから画像を書き出し
  3. エディターツール(Sublime Text、Atom,DWなど)でコーディング
  4. サーバーを用意
  5. FTPソフトでファイルをアップ

ページ数にもよりますが、大体5〜10営業日ぐらい掛かります。

STUDIOの場合は、ブラウザでデザインをしたら1クリックで公開までできてしまいます。(すごい)

STUDIOをプロの現場で使うには?

かなりのスピードでデザインとコーディングが一緒にできてしまうため、ワイヤーフレーム(制作する前の段階の骨組み、設計図)をクライアントに提案するときなどに使えそうです。デザインだけでは伝わらない動きも合わせて、打ち合わせで見せることができればスムーズにやり取りできる可能性もあります。

また予め用意したテンプレートから選んでもらい最短でWebサイトを作成!みたいなビジネスもありかもしれません。

Webサイトをまったく作ったことのない人にはオススメです

ここまでプロが仕事で使う前提で書いてきましたが、本来Webサイトをまったく作ったことのない人にフォーカスしたツールだと思うので、そういったターゲットには革命的なツールです。

Webサイトを作ったことがない人向けのメリット

  • 簡単でオシャレなWebサイトがすぐ作れる
  • 無料
  • CMSもできる(お知らせや新着情報など)
  • コーディングの知識がいらない
  • フォントが使いたい放題

STUDIOの特徴はなんといっても、STUDIOだけでWebサイト制作が完結してしまうことです。
初心者の方でも簡単にデザインして1クリックで公開することができるので、
Webサイトを作るのにお金が掛かるから作らなかった
自分で作るとデザインセンスがない
デザインはできるけどコーディングはできない
こう言った理由で今までできなかった方にはオススメです。

Webサイトを作るのには通常安くても30万〜という制作会社が多いですがSTUDIOなら無料でWebサイトが作れます。

またデザインのセンスがなくてもテンプレートが用意されており、そこに自分の写真やロゴを当てはめるだけでクオリティの高いサイトができます。またGoogleFontsと連携しているためフォントは使いたい放題です。

デザインをすればコーディングも完了しているので作ったデザインのままWebサイトになります。

Webサイトを作ったことがない人にとってはかなり有益なツールになるでしょう。
そういった意味では今後誰でもWebサイトが作れるため、Web制作会社は仕事が減ってしまいますね。。

最後に注意点です。

【注意】作るのは無料だけど、実際にサイトを運営するには有料にしないと使えない?

無料でサイトは作ったけど、いざ公開!ってとき有料になってしまう可能性があるので下記には注意が必要です。

  • 無料プランだと独自ドメインが設定できない
  • 無料プランだとCMSが(5記事まで)
  • 無料プランだと広告が入ってしまう

1つずつ説明していきます。

無料プランだと独自ドメインが設定できない

通常、企業などのWebサイトは独自ドメインで設定することが多いので、ここは要確認です。
サブドメインは無料で公開できるのでLPなどの1ページ完結型であれば問題ないかもしれません。

無料プランだとCMSが5記事まで

有料のPROにするとCMSの記事が1000記事まで増やすことができますが、無料の5記事だとあまり情報が載せられないので使うメリットがそこまで感じられません。

無料プランだと広告が入ってしまう

これはツールあるあるですが、STUDIOの広告を消すのに有料プランにアップグレートしないと消せません。

プランは下記の通りです。

独自ドメイン」と「STUDIOバナーの非表示(広告削除)」は最低でもやっておきたい所なので、実際に運営するならBASICプランですかね。

まとめ

今回、実際にSTUDIOを使ってみてかなりWebサービスが進化しているなと実感しました。
数年前であれば、これだけのSTUDIOの機能をもっていれば確実に有料ツールだったと思います。

Web業界はまだまだ発展途上でSTUDIO自体もさらにバージョンアップしていくと思います。
こういったツールに仕事が奪われないように、またいい所はフル活用し、自分自身も日々バージョンアップして行かなくてはならないと心に刻みました。

という訳で今回は以上です。少しでも参考になれば幸いです。

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